この紐は?

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最近の日本のスキー場は
営業が終わってから
または、夜に雪が積もったときには
営業直前までに、ピステをまっ平らにマシンで均してしまう。
深い新雪のゲレンデなんてゆうものは
お目にかからなくなってしまった。
だから、写真のような物は使う機会が無い。

ゲレンデを平らにする機械が無かった頃は
新雪が深々と積もったゲレンデは
まず、新雪好きが滑った後に、ほぼゲレンデ全体が程良く踏まれた頃に
大方のスキーヤーが滑り出しはじめたものだった。

写真のものは何に使うかと言うと
深い新雪で転倒した場合、スキーを見つけやすいように
するための「目印」である。

ビンディングに引っ掛けて布の紐はパンツの中に押し込んでおく。
こけたら紐がパラシュートのように開き
スキーの場所を教えてくれると言う便利物です。

ただ、一晩1メートル以上も積もった新雪で転倒した場合には呼吸ができるように気道の確保をしてから
立ち上がるのですが
この立ち上がるのが、雪がやわらかい為踏ん張りが利かず
難儀でひどい場合は数十分も立ち上がるのに係ってしまったこともありました。