桃花台線

新交通システム桃花台線」に乗ってきました。
今月をもって廃線になる
この線は今から16年前に
名鉄小牧駅桃花台ニュータウンとの間に開通しました。
桃花台の計画人口のずれと利用者の減少により莫大な赤字が解消する見込みがたたないとのことで
ついに廃止となりました。

線は東京「ユリカモメ」と同じシステムで全線高架方式で安全で快適な乗り心地です。
桃花台東から小牧で名鉄小牧線に乗り換え上飯田まで、上飯田から地下鉄で栄まで42分で都心に着きます。

ニュータウンの人たちは10月からバスで小牧まで出て都心に出ることになるのでしょう。
電車と違ってバスは道路状況に運行が左右されます。
20%以上が65歳以上となった高齢化社会には、やさしい鉄道がふさわしいときに、ここに住んではいませんが非常に残念です。

もっと深刻なのが、地方ローカル線です。桃花台ニュータウンというある程度の後背人口があったにもかかわらず「廃線」、地方ローカルではこの後背人口さえないところがあります。
なのに「存続」を叫んでいます。叫んでいる人は乗りません。通勤は自動車です。

「存続」を叫んでも「存続」しません。